BLOG 地震予知
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地震予知
今朝、大阪府北部で起きたマグニチュード(M)6.1、最大震度6弱の地震は、
通勤・通学時間と重なり混乱を大きくしています。
ライフラインも寸断され、広い範囲での停電や、都市ガスの供給停止を
招いています。
今回の地震エリアは【有馬―高槻断層帯】の近くにあります。
この断層帯が引き起こした地震かどうかは、今後の分析を待たねばなりませんが、
この断層帯での長期評価では、今後30年間の地震発生確率は0.1%未満とされてい
ました。
【東海・東南海地震】の前触れとして、内陸部での直下型の地震が増加することは
指摘されていたようですが、今回の地震はそれに値しないと考えられるとのことです。
~地震予知はできない~
ひとたび起きれば大きな被害をもたらす地震
その地震大国日本では、科学的に地震の起こる時期を予測しようという試みが
何十年も続けられていますが、実際にこの予測によって正確に地震を予知したことは
皆無です。
独自理論による科学的・非科学的な予知は当たったこともあるようですが、
予知・予測を周知するエネルギーが小さいために、それが直接的に人々の
備えと被害の最小化に繋がっていないことにはあまり意味がありません。
ひとたび大地震が起きれば、影響は揺れた後にも続きます。
水道・電気・ガスなどのライフラインが長期にわたり寸断され、
情報も限定的になります。
このような状況を乗り越えるには、自分自身で事前の準備を万端にしておくしか
ありません。
自分と家族を守るには、自分で備えをするしかないのです。